プロ野球ニュース WBC優勝経験者が指名した侍Jのキーマン 重要な“脇役”「上手に使いたい」

プロ野球ニュース WBC優勝経験者が指名した侍Jのキーマン 重要な“脇役”「上手に使いたい」
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■第2回大会で日本代表チーフスコアラーを務めた三井康浩氏
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)第5回大会で3大会ぶりの優勝を狙う侍ジャパンは、3月9日に東京ドームで1次ラウンド初戦(対中国)を迎える。最終メンバーは未発表だが、かつて22年間にわたって巨人のスコアラーを務め、2009年のWBC第2回大会では日本代表チーフスコアラーとして優勝に貢献した三井康浩氏に、侍ジャパンの“ベストスタメン”を考えてもらった。
1番には足が使える西武・源田壮亮を置き、2、3番には「長打力プラス出塁率の高さで」エンゼルス・大谷翔平、楽天・浅村栄斗。「4、5、6番に走者を還してほしい」と言う三井氏が思い描くのは、ヤクルト・村上宗隆、カブス・鈴木誠也、レッドソックスと5年契約を結んだ吉田正尚の並びだ。「7、8、9番は“下位のクリーンアップ”と考え、7番には出塁率、8番には自己犠牲的な役割、9番には走者を還す役割を期待したい」と語り、ヤクルト・山田哲人、ソフトバンク・甲斐拓也、広島・秋山翔吾の名前を挙げた。
このスタメンの中では「大谷、村上、鈴木、吉田正が“4本柱”になるのではないか」と三井氏は見る。ちなみに二刀流の大谷には、負担をかけ過ぎないように野手専念を想定している。「柱がしっかり決まってこそ、相手によって脇役の選手を臨機応変に入れ替え、機能させることができる」と強調。三井氏が携わった2009年の第2回大会では、イチロー(当時マリナーズ)、捕手の城島健司(同)、岩村明憲(当時レイズ)、青木宣親(同ヤクルト)の4人を全9試合で1度もスタメンから外さなかった。
一方、第2回大会で“脇役”として光ったのが、片岡易之(当時西武)だった。西武では二塁のレギュラーだったが、代走、遊撃や三塁を含めた守備固め要員として奮闘。2次ラウンド初戦のキューバ戦では、「2番・遊撃」で初めてスタメンに抜擢された。
相手の先発投手は、当時最速160キロ超左腕と騒がれていたアロルディス・チャップマンだったが、片岡らの活躍で3回途中までに3点を奪いKO。三井氏は「ヤス(片岡)は一本調子で来る投手には滅法強かった。塁に出れば足でかき回せる。私から当時の原辰徳監督(現巨人監督)に、『ヤスを使いましょう』と提案させていただきました」と明かす。その上で、今回は「DeNAの牧(秀悟)を上手に使いたいですね」と“伏兵”としてキーマンに指名した。
■先発陣から抑えに抜擢する“ダル方式”の再現となる可能性も
投手陣では「大勢はサイドスロー気味の腕の位置、ツーシーム系の球の軌道、躍動感のある投球フォームを、外国の打者に嫌がられると思います」と巨人の守護神の名前を挙げる。もっとも、第2回大会では当初先発していたダルビッシュ有(当時日本ハム、現パドレス)が、準決勝、決勝で抑えに配置転換され、優勝の決め手になった。三井氏は「ダルビッシュの抑えは、日本代表投手コーチを務めていた山田久志さんのアイデアでした」と振り返り、「短期決戦では、奇抜な策を用いなければならない局面もあります。今回も準決勝以降は、先発陣の中から誰かをクローザーに回す可能性はあると思います」と予想する。
米国、ドミニカ共和国などと対戦する可能性がある準決勝以降は、現役メジャーリーガーの存在が極めて重要になる。第2回大会では前述のイチロー、城島、岩村に、松坂大輔(当時レッドソックス)、福留孝介(同カブス)を加えた計5人が名を連ねていた。
「特に、松坂がメジャーの打者の傾向を投手陣に伝えてくれたことは効果的でした」と三井氏。「今回も、大谷は資質がずば抜けているので、他の選手の参考になるかどうかわかりませんが、ダルビッシュの理論は大きな戦力になると思います。甲斐、中村(悠平)ら、リードする捕手陣もダルビッシュから大いに吸収してほしい。観察力が優れている鈴木も、いいアドバイスをしてくれるでしょう」と言う。
もちろん、スコアラー陣の分析力も鍵になる。第2回大会で三井氏がチーフを務めたスコアラー陣は、準決勝の米国戦を前に、相手先発投手ロイ・オズワルド(当時アストロズ)のカーブを投げる時の癖を見破り、4回途中KOに結び付けた。今回も侍ジャパンが裏方を含めて、いかに勝てる態勢を整えていくかに三井氏は注目している。(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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