プロ野球ニュース 求道者を体現していた村田兆治さん 自分のやり方を認めさせる迫力と実績

プロ野球ニュース 求道者を体現していた村田兆治さん 自分のやり方を認めさせる迫力と実績
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【なんとなく幸せ・山本功児 村田兆治編】現役時代に「マサカリ投法」で通算215勝を挙げた元ロッテ投手・村田兆治さん(享年72)は11月11日に自宅火災で死去した。「人生先発完投」を座右の銘とした名投手との突然の別れに、球界内外が悲しみに包まれた。故人は生前に数々の伝説を残しており、本紙野球面連載でも、その名はたびたび登場する。元内野手で2016年に他界した山本功児氏が12年10月から約2か月にわたってつづった「なんとなく幸せ」の中で明かしていた〝在りし日の村田さん〟を特別に再録する。
僕が現役後半を過ごした1980年代半ばのロッテを語る上で、1985年に社会現象にまでなった「サンデー兆治」は避けて通れない。もちろん兆治とは「マサカリ投法」と呼ばれた独特な投球フォームから繰り出す剛速球と落差のあるフォークで通算215勝を挙げた村田兆治さんのことだ。
僕が巨人から移籍した84年は手術した右ヒジのリハビリ中だったが、同年8月に818日ぶりの復帰登板を果たすと、翌85年には開幕から先発ローテーション入り。4月7日の初登板こそ降雨ノーゲームとなってしまったが、同14日の西武戦で1073日ぶりとなる白星を155球完投で飾り、そこから破竹の11連勝をマークした。
村田さんは、いろんな意味ですごかった。自家用車にはいつでも鉄アレイが積まれており、信号待ちの間にも鉄球部分をフォークの握りで挟んだまま上げ下げするなど、トレーニングには一切の妥協がない。
村田さんにまつわる伝説は多い。キャンプ時には紅白戦の最中にポール間のダッシュを始めて試合が中断したこともあったし、シーズン中には東京・世田谷区の自宅から川崎球場までの移動時間がもったいないとの理由から、登板予定のない日には捕手を呼び出して近所の公園で投球練習をしていたこともあった。もし、いま同じことをしたら「身勝手だ」と言われるかもしれないが、村田さんは文字通りの求道者だったし、周囲に自分のやり方を認めさせる迫力も実績もあった。
移籍当初は、巨人時代の本拠地だった後楽園球場と川崎球場ではお客さんの数が段違いで、少なからずカルチャーショックを受けた。試合開始直前までお客さんの姿が見えず、球団関係者に「いつになったら開門するんですか?」と聞いたこともあった。特に驚いたのが隣の川崎競輪場の開催時で、最終周回を知らせるジャンが鳴ると、三塁側のお客さんがバンクの見える壁際まで毎レースごとにゾロゾロと移動していた。
そんな川崎球場が、村田さんが投げると満員になった。登板日が日曜に集中していたこともあるが、やはりお客さんが多ければ選手は自然と力が入る。チーム事情から1失点完投で8勝目を挙げた6月12日の南海戦以降は平日登板となったが、村田さんの登板時は打線もしっかりと援護した。調べてもらったところ、村田さんの11連勝中に僕は最後を除く10試合でヒットを放っていたそうだ。43打数16安打で打率3割7分2厘の7打点。この年のオールスター戦にファン投票で選んでいただけたのも、注目の集まった試合で打っていたからかもしれない。

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